こんど何かミスをしでかしたら、いつものやり方で処理せずに、クスクスと笑ってみよう。
たったそれだけのことで、驚くほど素早く問題を解決できるはずだ。
弁当同盟をつくる。
あなたも奥さんも、弁当作りは手間がかかるからいやだと思うだろうが、どれだけ節約になるかを見てみよう。
まず2、3日実験してみようと同僚を誘うのだ。
それぞれが弁当を持ちよって、近くの公園や湖、丘の上、その他さまざまな場所で昼食を緒にとるという実験だ。
その「弁当同盟」で、投資に関する意見交換をする「投資会議」を同時に行うのがミソだ。
グループの構成によっては、順番に特別な食べ物を持ってきてもいいだろう。
なかなか楽しいし、外食よりもヘルシーな食事ができるだけでなく、経済的にも大いに節約できる。
同じ職場にあと30年いだとして、会社の近くで外食して7ドル50セント払うかわりに実費2ドルの弁当を持参し、1日あたり5ドル50セントの差額を投資して年8%の利子を回収すると、30年で約10万ドルためられる。
ひんぱんに外食をする人なら、この弁当代がかなり安くつくことは百も承知だろう。
「投資会議」を週に2、3回開くだけでも、「心配なし」に確実に貯蓄をふやす扉が開く。
「投資会議」の目的の1つは、定期的に投資をする規律と心構えを養うこと。
お金を使うよりもどのように投資できるかに思考を切りかえれば、他の分野でもその思考パターンを応用できる。
たとえば、ボーナスで何か買うのではなく、新しく口座を開いてふやすことができる。
その他、税金の払い戻しや親戚からの思いがけないお祝い金、さらには積もり積もった小銭の山も充分役にたつ。
ちょっと余分なお金ができるごとに、将来に向けて投資しつづければ、いずれは貯金が巨額になる。
この「貯金をする気合い」が身につけば、その恩恵はふえつづける。
財政面でこれまでとはちがう決断をするようになり、それはいずれ大きく花開く。
一般の常識をくつがえして、終身保険よりも定期保険に加入すれば、掛け金の差額をほかに投資することもできる。
高級車のローンでアップアップになるよりも身分相応の車でよしとすれば、その差額も投資できる。
そのうち、こうやって投資するのが意外と楽しいと思うようになるだろう。
たんに将来を心配するのではなく、「心配から解放された」生活をめざして確実な選択をしているという満足感が得られるはずだ。
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